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竣工について

(1)竣工検査
マンション工事が無事完了する前の最終チェックが「竣工検査」となります。

仕様書に沿って工事が行われたか、仕上がりが問題ないかを検査しますが、施工会社自身が行う検査、設計コンサルタントが行う工事監理者検査、発注者(管理組合)が行う検査に分かれます。

専門的な内容の検査は工事監理者である設計コンサルタントにお任せし、管理組合(修繕委員会)では見た目で判断できる住戸廻りの外壁や共用廊下、バルコニーの床や手摺などに塗り残しやムラが発生していないかなどを確認しましょう。

また、修繕委員会のメンバーだけでは気づかないポイントを見落とさないためにも、マンション居住者全員にアンケート用紙を配布して気になった点を挙げてもらい、その情報をまとめて施工会社に対して修正依頼として提出するのが望ましいでしょう。

管理組合、工事監理者から提示された箇所を施工会社が修正した後に足場架設が解体され、長期間にわたる大規模修繕工事は無事完了となります。

(2)最終的な工事費用の清算について
大規模修繕工事においては、契約時に設計図書に反映された仕様と数量で実施されるものと、工事の進捗によっては追加で行われるもの、設計変更等により必要部材の数量変更が行われることが一般的です。

施工会社でも可能な限り正確に必要な工事の数量を積算したうえで見積もりを出していますが、当初の計算から寸分の狂いもなく行われることは不可能なためです。

※契約時の重要事項、約款にも当初の見積もり内容から変動する可能性があることを発注者(管理組合)が了承する旨が記載されています。

施工会社から工事完了後時に提示される最終の着地金額を管理組合が了承し、最終支払いを行います。

(3)竣工図書の引き渡しについて
冒頭でお伝えした通り、大規模修繕工事はマンションを長期的に維持保全していくうえで定期的に行われていきます。

1回目では新規分譲時の情報、2回目、3回目では前回行われた工事内容を元に計画していく上で、今回実施した工事の記録を残しておくことは大変重要です。どの箇所がどの工法で修繕が行われたかを詳細に履歴を取り、整備していく事で次回の大規模修繕工事へと引き継がれていきます。

マンション居住者は常に流動できあるため、前回の工事を担当した理事や修繕委員会のメンバーが次回の工事の際に住み続けているとは限らず、前回の工事の経験者がおらず、記録も残っていないという事態が発生しないようにしましょう。

施工会社の方では竣工に伴い、実施した工事内容を詳細まで落とし込んだ書類を「竣工図書」としてまとめ、さらに性能保証書なども添付して竣工式に発注者である管理組合に渡します。管理組合では工事請負契約書と共に竣工図書を大事に保管するようにしましょう。

施工会社にとっても、性能保証期間中は保管する義務がある書類であり、請負契約で義務化されている定期点検時に、活用することとなります。

(4)竣工式
長きに渡る大規模修繕工事が終わる節目として、管理組合の主催による竣工式が行われます。

前述のとおり、施工会社からの竣工図書を管理組合へ引渡すことがメインのイベントになります。

また、管理組合によっては満足のいく工事に仕上がった場合に、工事を頑張っていただいた施工会社の現場代理人に対して「感謝状」を授与するケースも見られます。

(5)管理組合総会にて工事完了の報告を行う
大規模修繕工事の完了後、管理組合理事および修繕委員会から管理組合総会にて工事完了の報告を行います。

・大規模修繕工事の完了報告
・当初予定から変更となった工事費用と清算金額、工事範囲の説明
・工事内容の総括(居住者から工事に関するアンケートを実施しても良いでしょう)

管理組合理事、修繕委員会とっては中長期的な一大プロジェクトではありますが、工事が無事に完了したと事の喜びと達成感をかみしめつつ、工事全般の振り返り、総括を行うことで次回以降の修繕工事につなげていきましょう。

マンションの相談にのっている信頼できる相談窓口を紹介しておきます。

マンション工事・大規模修繕工事の相談にのっている信頼できる相談窓口を紹介しておきます。

財産管理相談センター

財産管理相談センターは、公平中立な第三者の立場で、無料でマンション工事・大規模修繕工事の相談にのってくれる相談窓口です。

「財産管理相談センター」は管理会社、施工会社、設計コンサルタントではありません。

「売り手」ではないため、管理組合・理事会目線で相談にのってくれます。

マンション工事・大規模修繕工事の「セカンドオピニオン」として活用してみると良いでしょう。

また、必要があれば信頼のおける優秀な専門業者も紹介してくれます。

相談実績も多く、たくさんの相談を受けています。

相談料は無料ですので、気軽に相談してみると良いでしょう。

『財産管理相談センター』へのお問い合わせはこちら
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